ゲームコラム

アプリのストラテジーゲームを舐めてない?凡人が国王に上り詰めた話

ストラテジーゲームアプリで国王になった話のアイキャッチ
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モキチ
モキチ

ストラテジーゲームのアプリって色々あるけど面白いの?

所詮スマホゲームでしょ?暇つぶしにしかならないんじゃない?

ストラテジーゲームって一体何なのか、楽しみ方についてもイマイチわかっていない人が多くてメチャクチャ残念だなと思うことが多いです。

僕は今までファミコンから始まり30年以上ゲームをし続けました。もちろんその中にアプリのストラテジーゲームもたくさんあります。

そこでこの記事ではストラテジーゲームアプリの良いところと、ストラテジー初心者だった時の僕が色々あった末に1国1城の国王にまで成りあがったお話をしたいと思います。

メチャクチャ長いですが、全てリアルに本当にあったことで、ゲーム好きの方なら面白い読み物になってますので、ブクマでもして読んでもらえると嬉しいです。

モキチ
モキチ
ストラテジーゲームは面白いのう。昔から今まで人気があるのがわかるのだ

ストラテジーゲームとは

ちょっと昔話に行く前に、そもそもストラテジーゲームって何か知っていますか?

日本ではシミュレーションゲームのジャンルの一部として扱われているようですが、ハッキリとした定義はありません。

一般的には戦略や戦術を駆使して戦うゲームと言われています。

兵糧の管理や設備のアップグレード、兵士の生産、政治、経済などなど色々なものを考えながらストラテジー(戦略)を組み立ててゲームをしていくということです。

パソコンゲームだと「civilization」や「エイジオブエンパイア」などが昔から有名です。

モキチ
モキチ
簡単に言うと育てて、管理して、強化して、戦うゲーム!

スマホアプリのストラテジーゲームの良いところ

ストラテジーゲームの盤面

じゃあスマホゲームアプリストラテジーの良いところって何だろう?

  • スマホだから手軽に遊べる
  • コミュニケーションが取りやすい
  • プレイ人口が多くてゲームも豊富

スマホだからこそ手軽に遊べる

これが一番のメリットです。

スマホという言わば移動式パソコン。それにより場所を選ばずに、いつでもストラテジーゲームをプレイすることができます。

コミュニケーションがとりやすい

言わずもがな、もとが電話機であり、「どこでもいっしょ」のスマートフォンはコミュニケーションをとるにも最適です。

とくにリアルタイムストラテジーと呼ばれるようなジャンルや、プレイしていないオフライン中でもゲーム時間は進んでいくようなゲームはスマホと相性バッチリです!

最新ゲームも多くてプレイ人口が多い

海外はまだ大丈夫ですが、国内のパソコンゲーム市場は中々キビシイところです。

そんな中、日本国内でゲームを流行らせるとすると、やはりスマホのゲームアプリは避けては通れない道です。

それによりライトユーザーを含め、一定以上のゲーム人口が確保することができます。

まあ個人的にはストラテジーゲームにとって一番大事なのはプレイ人口だと思っているので、それを確保できるスマホゲームアプリは遊ぶ上で切っても切れないと考えます。

一応、デメリットもあるよ

デメリットをあげるとするならば、パソコンゲームなんかと比べて、より凝ったシステムが少なかったり、グラフィック的に劣ったりする部分があるということです。

ただストラテジーゲームという性質上、ゲームの根幹は20年以上前に完成されているので、グラフィックなんかはそれほど気にするようなものじゃないと思いますけどね。

モキチ
モキチ
むしろストラテジーゲームの面白さはそういうグラフィックじゃなくて戦略だからのう

スマホのストラテジーゲームアプリで国王に成りあがった話

山奥にある城

やっぱりじわじわ強化していくストラテジーゲームは楽しい

そのストラテジーゲームを始めたのは8年ほど前。

「覇者の帝国」というゲームアプリで、今となっては古さが目立ちますが、2021年に流行っている「Rise of Kingdoms」や、「ロードモバイル」などの原型と言ってもいいようなゲームです。

当時、なんとなく暇だったからダウンロード。自分の城や兵士をちょっとずつ強くしていくのが楽しそうだなーっと思いから初めてみました。

ゲームとしてはストラテジーゲームにはよくある帝国を築こう的なゲームです。

自分の城を作って(最大5つまで)、城の設備を強化したり、兵士を作ったり、強化したり、狩りをして資源を取ったりと、色々考えながら少しずつ強化していって、人によってはプレイヤー同士で戦ったりもします。

各プレイヤーはギルド(国)に参加したり、新しく作ったりすることができ、ほとんどのプレイヤーはどこかのギルドに属していました。

ギルド(国)の最終目的は、その世界にある10個くらいあるスゴイ城(語彙力)を手に入れ、税金など色々な恩恵をもらいながら自分達を更に強化することでした。

当時、僕がプレイしていた世界(サーバー)は「花の国、水の国、森の国」の3つのギルドが3強と呼ばれ、10個ある城の内、8個を持っていて、群雄割拠というよりはかなり安定した世界でした(ちなみにギルド名などは全て仮名です。)

モキチ
モキチ
こうしてストラテジー沼にはまっていくモキチなのでした・・・

 

極力平和主義。自分からは喧嘩を売らない

始めの頃はひたすらNPC(コンピューター)を狩って、資源をとって、施設を強化、兵を作って、強化が超楽しすぎてスマホゲームにも関わらず1日5時間くらいはプレイしていました。

今まで倒せなかったNPCを強化して倒せたときや、じわじわと増えていく自分のゴールドや資源を見ているだけで楽しくて楽しくてしかたがありません。

ただネトゲというものは他人と触れ合ってこその楽しさもあります。

1人でしこしこ強化してるのも楽しかったですけど、交流がほしくてギルド(国)に入ることにしました。

独りぼっちは寂しいもんな。

というわけで、一番初めに入ったギルドは、世界に10個しかないスゴイ城を狙うのなんか夢のまた夢、はるか雲の下の存在。ランクで言うと下の中くらいの所に加入することに。

ギルド名は「遊牧民」、まあ雑魚たちは雑魚たちなりに、わいわいと適当にしながらも、自分はひたすら最大効率で資源を取って強化にいそしんでいました。

そんなこんなである日、遊牧民のギルドマスター(ギルマス)のひつじさんが

ひつじさん
ひつじさん
ああー、めっちゃ戦争したいわ、戦いたい!!!!なんか知らんけど勝てそうな気がする。

何を思ったのかギルドのトップが戦争がしたいと言い出しました。

一般的には日本人が多くいるようなストラテジーゲームは争いを好まない平和なところが多く、喧嘩をうる相手を間違えるとボッコボコにされたりします。

モキチ
モキチ
自分たちのギルドはまだまだ弱いし、初心者も多いから、もうちょっと強くなってからでいいんじゃないのかな?
ひつじさん
ひつじさん
あっ、もう攻撃しちゃったからね(てへぺろ)
モキチ
モキチ
早まんじゃねええよおおおお、このク〇ひつじがあああああああ!!

まあそんなこんなでギルマスが敵の国に攻撃をしかけ戦争勃発。ご丁寧に宣戦布告までしていました・・・

始まったからにはやるっきゃない。ということで、こちらから先制攻撃をかけ続け途中まではまあまあ善戦。

ただそうは言っても、戦争素人の集団。じょじょに資源も尽きてきて敗戦濃厚になってきました。(そもそもケンカを売る相手を間違えてたんだよな・・・)

ギルド遊牧民の上位メンバーも手痛い打撃を受け、全員のモチベーションが低下。

ひつじさん
ひつじさん
うん、ごめん、ギルド解散するから!

そんなこんなでギルドを解散し、戦争は敗北。自分はこのまま攻撃を受け続けるのは困るので貴重なアイテムを使って、自分の城を遠い場所に移動させ、しばらくおとなしくすることにしました。

この戦いから得た答えは、世の中は弱肉強食。強いギルドや戦争ノウハウのあるギルドにいれてもらえないと、生き残れない。いつ強いやつに喰われるのかわからない世界なのね・・・ということです。

まあ、今回はこっちからケンカをふっかけたんですけどね!

強くならなきゃ、強くならなきゃ

モキチ
モキチ
敗因は入るギルドを間違えたこと。間違いない。

ということで、長く腰をすえて落ち着けるギルドを探すことに。

そこで当時、全体チャットでメンバーを募集していた、「やる気のあるやつは来い!強くなる方法を教えたる!」的な立ち上げたばかりのギルドに入ることにしました。

ギルド名は「アメンボ」。そこではやる気のある人が多く、強くなるために必要な情報量も多かったので、どんどんメンバー同士競い合うように強くなりました。

ライオンさん
ライオンさん
強くなるための支援は惜しまないよ!!

「アメンボ」のギルマスのライオンさんは、遊牧民のギルマスのひつじさんに比べればかなり優秀です。

メンバーのことを気遣いながら、いつも頑張ってますねと褒めたり、生産キャラクターについてのノウハウなども色々と教えてくれれました。

教えてもらえるノウハウは、このままゲームをプレイし続けていれば、いつか気づくかもしれないけど、早めに気づくとメリットが多いことばかり。

このアメンボのギルマスを見て、改めてギルドはマネージメントが大事だと気付かされました。

各メンバーを把握し、適宜、声をかけ、管理していく。そしてやる気のある人には資金提供を惜しまない。

まあやりすぎると、ほとんど仕事に近いような気もしますけどね。

 

そんなある日、アメンボのメンバー上位5名に声がかけられました。

 

ライオンさん
ライオンさん

実はアメンボというギルドは、現状この世界で3位である「水の国」の隠れ下位ギルドだったのよね。

やる気、根気のあるメンバーを探していたから是非とも水の国に入ってほしい!

ちなみにアメンボのギルマスのライオンさんは、「水の国」のギルマスのサブアカウントでした。(それでもメチャクチャ強い。廃人コワイ)

普通に水の国のギルドメンバーを募集するにも、スパイが怖いのでシークレットで、新しい下位ギルドを立ち上げて、やる気のある強くなる人を発掘しているとのことでした。

そうして、僕は気が付けば世界3位のギルドのメンバーに入ることになるのでした・・・

 

世界は動乱の時代へ

水の国に参加することになった僕でしたが、そこでもガンガン戦力増強をしつつ、歯向かってくる弱小ギルドを一人で潰させてもらったりと、戦闘のノウハウを教わっていました。

そのゲームでは個人の伸び率や総合ランキングも常時見れるんですけど、その中でも伸び率ランキングの常連になり、ちまたではそこそこ名前が売れ始めることに。

まあそんな中で伸びていくランキングや、どんどん強化されていく兵士や、城の設備にニヤニヤしながら、シコシコと自分の城を強化し続けました。

そうして気が付けば水の国でも中堅くらいの位置に。単純な戦力で言えば水の国でもトップ3に入るくらいの兵士の規模になっていました。

モキチ
モキチ
ヤバイ楽しすぎる。昔からRPGとかチマチマ数値を上げていくゲームが大好きなのだ

 

しかしそんな僕の楽しいゲームライフをよそに、世界では不穏な空気が流れ始めることに・・・

どうやら近いうちにスゴイ城10個をめぐって大きな戦争が起きそう。

ライオンくん
ライオンくん
うーむ。イクサの時が近いのう・・・

当時の上位3ギルドである「水の国」、「花の国」、「森の国」はそれぞれがお互いを攻撃しない不可侵条約を結んでいました。

そしてその上位3ギルドの下にはいくつかの中小ギルドが下位組織としてぶら下がっていて派閥を作っていました。

各ギルド派閥のイメージ図

その中の森の国の派閥の盟主である、森の国が10個のスゴイ城を手に入れ世界統一をしたがっているとの情報がスパイより入ります。

どうやら森の国のギルマスの引退が近く最後に一発はじけたいようです。

モキチ
モキチ
このままじゃ大きい戦争に自分も巻き込まれて戦力が下がるのは避けられないのう

 

強者が潰しあう間に力をたくわえる

プレイヤー同士で戦うのも楽しかったですけど、当時の僕はゆっくりと自分の陣営や城を育てる方に面白さを感じていました。

戦争によって自分が手塩にかけた兵士たちが無残に散っていき、戦力が落ちていくのが耐えられません。

そういう思いから、ゆっくりじっくり育てたい僕はサブアカウント(サブ垢)を本気で育て始めることにしたのでした・・・

もともと資源の保管場所などの倉庫として5つくらいのアカウントは作っていました。

そのうちの2つくらいは、当時の「水の国」の下位ギルドの「アメンボ」のギルマスくらいの戦力は持っていました(この頃には立派な準廃人です。)

モキチ
モキチ
完全平和主義をかかげた自分の王国を作ろう!!

そう心に決め、やる気のある人を呼びかけギルドメンバーに加えていくことに。

そうして王国(ギルド)「海の隠れ里」を設立するのでした!

  • とにかく今は弱くてもいい、戦力は一切関係ない!
  • 強くなる方法は教える!資金はジャブジャブと提供する!
  • 完全平和主義のただただやる気のあるメンバーを募集!!

 

戦いもしないのに何のために強くなるの?

全体チャットなどで、こう聞かれることもたまにありました。しかし僕は

モキチ
モキチ
ただ何も考えず自分の城や陣営を強化したいだけ。そしてそれを眺めてニヤニヤしたいだけ。

いつもドヤ顔でそう答えていました(預金通帳の残高を増やしていくのに楽しみを見出すタイプの人種。)

 

自分が王の王国運営

さてさて自分の王国(ギルド)である「海の隠れ里」を作ったのはいいですけど、運営はかなり大変でした。

メインアカウントはヤバいくらいの戦争中ですし、サブアカウントもメインばりに強くしなくてはいけないのに、それにプラスして王国運営もかさなります。

仕事をしながらプレイしていましたけど、仕事と最低限の家事以外はほぼ全てをストラテジーに捧げていました。

ゲーム用のメールアドレスを作って各王国内で共有していたので、仕事中でも、ご飯中でも、連絡がきて、国王としてのトラブルの処理や、戦争中の防衛や出兵の作業をしていました。

モキチ
モキチ
一見大変そうだけど、これがスッゴイ楽しくて楽しくてアドレナリンがでまくりだったのだ

 

上の方で、そこそこ強いサブアカウントが2つあると書きましたけど、一つは「海の隠れ里」の国王に。

もう一つのアカウントは、当時世界3強のうちの一つ、花の国の下部組織に紛れ込ませました。

花の国の下部組織はハッキリと公表されていて、侵入するのに多少手間はとりました。

しかし戦力がそこそこ高いわりに、それまで全く他人と交流のなかったアカウントだったので難なく侵入できました(花の国はかなり平和主義。)

入った理由としてはもちろん諜報活動がメインです。

水の国経由の情報で、おおやけにはなってませんでしたが花の国の下部組織のギルマス(国王)は花の国のギルマスのサブ垢であることは判明していました。

そうして今までにネトゲで培ったネカマの技術を駆使しながら、それとなく情報を花の国の国王から引き出し続けることに。

目的は、我ら「海の隠れ里」の戦力が大きくなってきても狙われないような立ち回りをとっていくためです。

男ってネカマに弱いのよね・・・

こうして「水の国」、「花の国」からも最新の情報を手に入れることができ、それを「海の隠れ里」の運営に活かしていくのでした。

モキチ
モキチ
リアルもゲームでも情報を制するものが戦いを制するのだ



「海の隠れ里」王国メンバーの育成

自分一人だけが強くても王国の強さにはつながりません。

成長力の高い、強いメンバーたちが揃ってこその王国運営です。

いくら完全平和主義をうたっていても自分たちが弱ければ、悪意のあるギルド(国)にボコボコにされます。

なので、どのようにメンバー全員の戦力を底上げし、狙われないようにするかというのが課題でした。

そうして自分が国王をしていた時に、メンバーを成長させるために主に3つのことを重視していました。

  1. 強くなるための資金提供
  2. ゲームアプリを攻略するうえでの情報
  3. モチベーションの維持

強くなるための資金提供

我が王国「海の隠れ里」に加入してくれた人にはまず、一人1000万ゴールドを配りました。

この1000万ゴールドがどのくらいのお金かというと、ゲームアプリを始めたての人が1日3時間、3ヶ月プレイし続けて稼げる金額が大体そのくらいです。

いわば超大金をポンポン配っていました。まるでzozoの前〇社長。

そんなお金をバラまきまくって、金欠にならないの?と思うかもしれません。

しかし当時の自分は6アカウントをフルで資源獲得に回していて、それを売却したお金でゴールドを1日に3000万くらいは稼ぐことができました。

このストラテジーゲームでのゴールはかなり有用です。

資源を買うこともできますし、兵士の強化や、復活にも使うことができるので、このお金をほとんど城や兵士の強化にあててもらっていました。

モキチ
モキチ
そりゃもうね、お金稼ぎっていう作業がなくなるから強くなるのは早いのだ

 

ゲームアプリを攻略する情報を惜しみなく教える

スマホとかのゲームアプリの攻略情報って、アップデートのたびに古くなるので、ゲームによってはネット上には役に立たない情報しかなかったりするんですよね。

僕がプレイしていたストラテジーゲームもそうで、最新の攻略情報や戦いのノウハウなんかは上位のプレイヤーで独占されていて、戦争したことのないようなプレイヤーはほとんど知りませんでした。

そういう活きた攻略情報をメンバーに定期的に共有したりしながら、成長していく上での道しるべを作ってあげていました。

「戦いで使えるのはこの兵種だけど、スコアだけならこっちの兵種の方がオススメ」とか、「兵士を動かすならこの順番の方が兵糧をくわないよ」などなどの情報です。

モキチ
モキチ
平和主義のコツコツ育てるのが好きな人は、『効率のいい育て方』がわからないとやめちゃうと思ったんよね

 

メンバーのモチベーションの維持

正直、メンバーのモチベーションの維持が一番難しかったです。

毎日、同じような作業をしている中での、数字の上昇に快感を得られる僕みたいなRPG脳な人もいれば、だんだん飽きていってしまう人もいます。

そんなメンバーをどうやって繋ぎとめて、やる気にさせるかということが大変でした。

  • やる気のあるメンバーにはしっかりと声をかけ、やる気のないメンバーを追放し、一定の士気を保ったり。
  • 今、世界で起こっている3大ギルド派閥同士の戦争についての最新の情勢なんかを伝えたり。
  • 頑張っている人には役職を与えて、一部の権限をわたして責任感を持たせたり。

そうして着々と、「海の隠れ里」の戦力を増強し、箱庭づくりを楽しんでいました。

メンバー育成中も、全体チャットで3大ギルドや、超強いギルドの人達に絡まれたりもしましたけど、のらりくらりとかわして、「一切戦争しませんよー」、「おたくらのギルドには迷惑かけませんよー」っということを掲げてひたすらメンバーを増強していました。

モキチ
モキチ
世界の誰の邪魔もしません、静かにしてます、だからお願い関わらないで、そっとしておいてくださいな、戦う意思はない、私のことはほっといて~♪

 

いよいよ世界大戦が本格化

一方そのころ、僕が「海の隠れ里」でしこしこ王国強化に励んでいる間にも、世界は大きな戦争に入っていくことに。

とうとう3大派閥の一つである「森の国」が、僕のメインアカウントがいる「水の国」に先制攻撃をしかけてきました。

その後、正式に宣戦布告され、それによると「森の国」は10個のスゴイ城を統一するまで戦いをやめないとのこと。

3代派閥の最後の一つである「花の国」は静観で一切動かず。恐らくお互いに不可侵条約を結んでいたと考えられます。

それからは毎日戦争、戦争。

日々、戦力や資源、ゴールドをゴリゴリ削られる。

攻撃を防ぐバリアを貼り続けるも、自分の全ての城は無理なので、一部の城は捨てて、一極集中で戦争を続けることに。

モキチ
モキチ
戦争は楽しいけど、ゴールドと兵士の減りがエグイのう・・・
ライオンくん
ライオンくん
相手も強いし、この戦争は長引きそうだね。

 

そんな世界で起こっている情勢を、「海に隠れ里」のメンバーには面白おかしく話していました。

事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、メンバーたちはとても興味を持っていつも楽しみに聞いていました。

世界大戦の終結

そうして泥沼の戦いを2ヶ月は続けてきたので、さすがに「水の国」の派閥も、敵である「森の国」の派閥も疲弊してくることに。

そんな一瞬のスキを突き、「水の国」の王(ギルマス)である、ライオンくんが、相手の「森の国」の王に甚大なダメージを与えることに成功しました。

ただそれまで誰も考えていなかったような、捨て身のかなりエグイやり方をしたので、両者とも戦力が激しく落ち込みました。

そしてとうとう二人の王が引退することになり、この世界大戦は終結しました。

ライオンくん
ライオンくん
みんな俺はもうダメだ、戦う兵力がなくなったわ、パタッ

表面上は戦争は終わりましたけど、2ヶ月以上も続いた大戦争。

戦乱の火はまだまだ個々でくすぶっているので、水の国は解散。それにより水の国派閥も解散されることになりました。

ライオンくん
ライオンくん
みんな今までありがとうー!達者でのう
モキチ
モキチ
国王いままでクソお世話になりましたーーーー!!!!

 

敗戦処理とその後

古びた廃墟

戦後、「水の国」の元メンバーは、兵力が尽きるまで戦い続ける人、一人でまったり過ごす人、ライオンくんの弔い合戦をする人など様々いました。

僕は今更戦いを続ける気はさらさらなく、いかに戦いからフェードアウトしていくかを考えていました。

そうして「水の国」が解散した今、当面の悩みはメインアカウントをどこのギルド(王国)にいれるかででした。

さすがにメインアカウントは名前が売れすぎていて、戦力も大きく、戦争でも何人もボッコボコにしてたりしたので恨みもかっているかもしれない・・・

できるだけ速やかに、どこかのギルドの庇護下ひごかに入れてもらいたい・・・

ただそんな爆弾みたいな自分を入れてくれるような王国が、そこそこ強い所であるんだろうか・・・

あるじゃないか!海の隠れ里が!!

ということで、メインアカウントを海の隠れ里に移すことにしました。

自分のサブ垢の王国である「海の隠れ里」は、世界大戦の間も着々と力をつけ、世界大戦が終わるころにはギルドランキングではトップ15くらいにまで登り詰め、たびたび水の国のギルドチャットでも名前が出てくるほどにはなることになっていました。

メインアカウントを移した当初は「海の隠れ里」のメンバーたちもかなりビビっていました。

なにしろ今までお話で聞いていたような大きな戦いに参加してた有名人が自分たちの王国に加入したんですからね。

ただ最後の最後まで、メインアカウントと、「海の隠れ里の国王」が同一人物であるということは誰にも言うことはありませんでした。

モキチ
モキチ
王国内では1人2役を常にしていたから正直かなり面倒だったのう

 

海の隠れ里でトラブル発生

そして少し月日が流れて。

世界はいまだに前の戦いの名残なのか、小さい争いがちょこちょこ起こっていたものの、全体とすれば平和。

そんなある日、我ら「海の隠れ里」のメンバーが、他の中堅ギルドである「猫の巣」のメンバーに激しい攻撃をしかけ相手は壊滅的なダメージを負ったとの連絡が「猫の巣」の国王である「クロネコ」より連絡が入ることに。

クロネコ
クロネコ
おいおい、海の隠れ里は平和主義で攻撃しないんじゃなかったのかよ?うちのメンバーぼっこぼこにされてるんだけど!
モキチ
モキチ
いやいや、うちのメンバーに限ってそんなことはしないよ!本人に確認とってみるからちょっと待つのだ!

やっぱり自分の王国のメンバーなので、絶対にやってないという自信はあったものの、一応、本人に確認をとってみると、「そんなことやってません。」との回答。

これは困った、じゃあどっちかが嘘をついているということなのか。

やったメンバーのことは信頼していたし、何かもう面倒くさいから、メンバー総出で一瞬で相手の国をぶっ潰してしまおうか。相手は中堅のギルドだし何なら一人でも勝てるしな・・・

そんなことを考えながらも相手の王であるクロネコさんに攻撃を受けた時の記録画面をメールで送ってもらうことにしました。

モキチ
モキチ
うわあぁぁ、バッチリガッツリやってるやん・・・
クロネコ
クロネコ
ね!!言ったでしょ!ちゃんと管理してよー、頼むよー。やられた子ボコボコになってるよ。

とっても悲しいですけど、こういう時はきっちりケジメをつけないと他のメンバーにしめしがつきません。

ということで、クロネコさんには多額の賠償金を、我らの王国からお支払い、攻撃したメンバーは二度と他の人を攻撃しようと思えないくらいのボコボコにして、海の隠れ里から追放しました。

クロネコ
クロネコ
な、何もそこまでしなくてもよかったのに・・・

このセリフは相手にマジで言われましたw

まあ組織が大きくなるにつれ、一事が万事、こういう姿勢は大切じゃないのかと思います。

それでないと真面目に頑張ってるメンバーにしめしがつかないですもんね。

ただこの事件をきっかけに海の隠れ里内でも『戦いたい欲』があるということがわかりました。

まあ兵士を育てて強化したら戦いたくなるよね

モキチ
モキチ
みんなのガス抜きをしてあげないとな・・・

攻城戦に向けて動き出す

スパイ活動の結果、生き残った3大派閥の一つである「花の国」は戦争を一切する気がないよう。

手持ちのスゴイ城さえ攻撃されなければ、動くことはないということが判明。

なので「海の隠れ里」は攻城戦に向けて動き始めることにしました。

どうやって攻めるか、攻城戦用の兵を作って強化したりと、みんなワイワイ楽しそうにしていて、これでよかったのかなと思いました。

僕は今までかなり戦争をしてきましたけど、うちのメンバーにとっては初めての対人戦になります。

そりゃ楽しくないはずはないよな

ただそうなるとどこのスゴイ城を攻撃するのかが大きな課題に。

ここは「海の隠れ里」の国王である僕の腕の見せ所です。

色々な調査の結果、当時、「森の国」の直属の下部組織が持っていたスゴイ城を狙うことにしました。

もちろん事前に相手の国王にも話をしっかり通しておいて、

  • こちらから5億ゴールドほどの資金援助を戦争後に約束(兵士の回復のため。)
  • スゴイ城をとっても、とれなくてもお互いはその後、不干渉でダラダラ戦争を続けない。

こういう条件で戦いを取り付けることにしました。

実際のところ相手は先の大戦で疲弊していたし、そもそも普通にやっても勝てるけど、その後の旧派閥からの報復なんかが怖かったので、後腐れなくやれる方法を取りました。

モキチ
モキチ
んん??5億ゴールドでスゴイ城を買ったみたいじゃない??って、これでいいんだよ、これで。金と情報を制する者が城を制するのだ(名言風)

 

ストラテジーゲームの初心者が一国一城の主になった話

実際の攻城戦はかなり白熱して、海の隠れ里のメンバーも喜んでたし、久々の攻城戦ということでギャラリーも多くて白熱し楽めました。

こうして無事にスゴイ城を一つ獲得し、1国の主に君臨することになるのでした。

やっぱり国王(ギルマス)をやると、統治が大変でストレスもたまるけれども、それ以上にやりがいがあって、これぞストラテジーゲームの本質だと思いました。

ストラテジーゲームの醍醐味はやっぱり人間同士の駆け引きであり、読みあいであって、この楽しさは今も昔のゲームも変わらないと感じます。

その後の話は長くなるのでここまでにしておきますが、最終的にはスゴイ城を4つ取って、僕は引退しました。

モキチ
モキチ
駆け引きや読み合い、単純な戦力差だけじゃ勝負が決まらないところにストラテジーゲームの面白さを感じるのだ

もし今からストラテジーゲームをするならスマホゲーム一択だと思う

塔が並び立っている所

これまでのお話は7年ほど前に僕が実際にプレイしていた時のお話でした。

今のストラテジーアプリも進化していますが、根本的なところは昔と変わっていなく楽しめます。

ここまで読んできてくれた人ならわかると思いますが、ストラテジーゲームを楽しむうえでは絶対的なプレイ人数は多くないと楽しめません。

誰もいないところで駆け引きもクソもないですし、コツコツ最強になったところムナシイだけですしね。

そういう意味でも、もし今からストラテジーゲームをプレイしたいなと思う人はスマホアプリ一択だと考えます。

その中でも個人的にプレイしていて面白くて、人口も多いなと感じるのが「Rise of Kingdoms」です。

全世界で4500万ダウンロードされた超人気作で、日本でもテレビCMなどもよくやっていました。

コツコツ資源を取って強化して最強を目指したり、ギルド(同盟)を作ってランキングの上位を狙っていったりと、2020年現在ストラテジーの完成系と思えるほどの出来のよさです。

一応、下にリンクをはっておきますので興味のあるかたはよかったらどうぞ。

Rise of Kingdoms ―万国覚醒―

Rise of Kingdoms ―万国覚醒―

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