2.5次元

【舞台初演】クジラの子らは砂上に歌うの感想、レビュー。崎山つばさの名演技も必見【クジ砂】

クジ砂舞台の感想アイキャッチ
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こんにちは!2.5次元の舞台が大好きな
モキチ(mokichi_kimochi)です!

この記事では念願のクジ砂の舞台初演を見たので感想、レビューをしたいと思います。

本当は生の舞台を直接見たかったんですけど時すでに遅し!

ああー、もっと早くこの作品に気づいていれば這ってでも行ったのに!

クジラの子らは砂上に歌うという作品を知ったきっかけは、youtubeにあった舞台の公式動画からでした。

そこで流れていた『スナモドリ』という素晴らしい音楽と、舞台の雰囲気に心ひかれ、それからアニメを先に見て、その次に舞台を見た所です!

 

モキチ
モキチ
お願い!再々公演して!!
原作は梅田阿比さんによるミステリーボニータという月刊マンガ雑誌

舞台クジ砂「クジラの子らは砂上に歌う」の感想・レビュー

クジラの子らは砂上に歌う、クジ砂のイメージ出典:舞台クジラの子らは砂上に歌う公式サイト

舞台の専門知識があるわけではないので、あくまで2.5次元好きな素人のファン目線での感想、レビューです!

先にアニメを見ているので、どうしてもそれと比較してしまうかもしれません。

クジラの子らは砂上に歌うの舞台は始まるまではそれほど人気はなくて、初日などは空席がかなり目立っていました。

しかし、「あの舞台いいよー!」という実際に見た人の口コミで人気が広がり、大千秋楽は満席にまでなっていたようです。

なので当初はDVDの発売なども予定されていなかったそうですよ。

モキチ
モキチ
想像を超える出来映えやったよ!

メインキャスト【クジラの子らは砂上に歌う】

キャラクター俳優
チャクロ赤澤燈
リコス前島亜美
スオウ崎山つばさ
サミ前島亜美
オウニ山口大地
シュアン五十嵐麻朝
オルカ佐伯大地
ネリ・エマ大野未来
ギンシュ小市眞琴

 

キャラクター


ハマり役だと思ったのはスオウの崎山つばささん、チャクロ役の赤澤燈さん、サミ役の宮崎理奈さん。この3人は本当にイメージとピッタリ。

崎山つばささんは普段は刀剣乱舞の石切丸のような頼りになる役や、クロガラスの黒斗のようにキリッとした役柄を演じているイメージが大きかったので、ちょっとナヨナヨとした剣もまともに振れないスオウ役が少し新鮮に感じた。

役柄的にも準主役のポジションなので出番も多いし、崎山さんのファンは必見

チャクロ役の赤澤燈さんはあれだけのセリフをあれだけの熱量をこめて演じている姿が非常に好感が持てた。チャクロの設定は14歳だったので見る前は正直不安だったが見始めるとそんな心配は吹っ飛んだw

少年らしい純粋でまっすぐな気持ちを上手に表現していたと思う。

サミは声がアニメのイメージと近く、赤澤燈さんと比べても、ほどよく身長差があって見ていてとてもかわいらしかった。2次元から飛び出して来たような印象だった。

モキチ
モキチ
個人的にはハクジさまがおしゃれターバンを巻いてるのがツボ

ストーリー展開

早い、とにかく展開が早い!!

キリのいい所までを無理やり尺に収めようとしているから急がなくてはいけないのはわかるけど、場面の切り替わりもほとんどなくドンドコ進んでいく。

「これ全くストーリーを知らない人が見てもわかるのかな?」と感じるぐらい早い。

セリフもちょっと早口で喋っているので初めは早送りになっているのかと思ったほど。(1.25倍速くらい)

だから感動するシーンがあったとしても、その余韻がほぼなく、早足で話が進んでいく。

その分ストーリーは一番いい所までキレイに終わっているので、1つの舞台としてみれば素晴らしいと思う。

世界観(演出)

原作にもある何とも言えない閉塞感はうまい具合に表現できていると思う。予算の都合上か演出上かわからないけど背景は基本的に『砂漠』なので、そこまで変な違和感はない。

細かい演出というよりは、ひたすらセリフで繋いでいく舞台のような印象。

サイミア(超能力)の表現は始め笑ってしまったがすぐに慣れた。むしろあの発想をよく考え付いたなと思った。

全体的にはなんとなくバタバタとした舞台だった。

モキチ
モキチ
サイミアはジョジョの奇妙な冒険のスタンドみたいになってたよ。

音楽

世界観に合わせた最高の音楽。

とくにテーマ曲の『スナモドリ』はクジ砂の世界の閉塞感やその中で暮らす人々の心情をうまく表現した歌だと思う。

「生と死」、「罪と罰」両極端な言葉だけど、決して遠く離れてはいない二つをうまく表している。

歌詞の中の

『何もいらない砂上に歌う。あなたが残してくれたもの』

というフレーズが本当にこの舞台とピッタリで胸に染みました。

モキチ
モキチ
アニメの方でもスナモドリを挿入歌でいれてほしかったな

原作、アニメ化:クジラの子らは砂上に歌う

2017年10月から12月まで全12話で放送されました。時期的には舞台の初演と再演の間に放送されています。

絵がとてもきれいで絵本の世界にいるようなアニメでした。ストーリーはちょうど舞台の所までなのでこれを見れば舞台の内容は完璧にわかります。

原作のマンガは14巻まで発売しており、舞台のストーリーは原作でいうと5巻までのお話です。

舞台の進行がちょっと早いので役者さんの演技を集中してみたいなら、先にマンガかアニメを見た方がよりわかりやすくていいと思います。

下手をしたら話がわからないまま、ドンドコ先に進んでいくので雰囲気を少しでもつかむためにもオススメですね。

モキチ
モキチ
というか舞台全般は原作知ってる方が個人的には楽しくみれるかなー

舞台クジ砂感想、レビューのまとめ

正直舞台でここまで世界観を上手に表現できるとは思っていなかった。キャストの演技や演出どれをとっても素晴らしい!

原作は少女マンガで女性向けの作品なんだろうけど、男性が見てもとても面白くて抵抗なく見れます。独特の世界観と厳しく現実的な物語が男性も惹きつけるんだと思う。

もしまだ見たことがないならマンガでもなんでもいいので、ぜひ一度見てみてほしい!

ただクジラの子らは砂上に歌うの初演の舞台はDVDが生産受注性で今は、ほぼ手に入らない状況なんです。

でもこの舞台は再演をしていて、そちらのDVDならネットで購入することは可能です。

再演ももちろん購入して見ましたけど間違いなく初演より色々とパワーアップしていて素晴らしいです。またレビュー記事を書きたいと思います!

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