どうもです!アニメ大好きなモキチ(@mokichi_kimochi)です!
今回は、アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」の感想、評価、2期の考察をします。軽いネタバレ内容も含みます。
この作品は梅田阿比さんによるミステリーボニータ連載の漫画をアニメ化したものです。
この作品を一言でいうなら、「きれいな進撃の巨人」
・クジラの子らは砂上に歌うが大好きな人
・2期が見たくてたまらない人
・閉鎖的な世界の物語が好きな人。
【アニメ】クジラの子らは砂上に歌うのあらすじ
・広い砂の世界にポツンと浮かぶ「泥クジラ」で暮らす住民達の物語。
・住民の9割は超能力(サイミア)を使うことができ、能力がある人を「印(シルシ)」、能力がない人を「無印(ムイン)」と呼んだ。
・能力がある「印(シルシ)」の寿命は約30歳であり、みなが外の世界とは隔絶された「泥クジラ」で短い一生を謳歌していた。
・しかしその世界も長くは続かない。ある日、外の世界から一方的な侵略を受けることとなる。
クジラの子らは砂上に歌うの感想、評価
キャラクター
終始、主人公の影が薄い気がしなくもなかったが、一昔前の主人公に多い、平凡そうな所が妙に感情移入でき不満な点はなかった。
オウニという、ナルトでいう所の「きれいなサスケ」みたいなキャラがとてもカッコよくて、あんたが主人公でもよかったやん!って、いつも思っていたw
オウニは物語を動かす役目も果たすんだけども、やることは一本スジが通っていて、こいつならたしかにこう動くよなという場面が多く、キャラが活きていたと思う。
ヒロインに関しては最後までパッとした見せ場もなく終わった印象。むしろヒロインなのかも不明。というか女性キャラは軒並み不遇な扱いを受けているような気がする・・・
普段少女マンガを読まないからわからないけど、もしかしてヒロインとかはいないのかな?
世界観
このアニメの一番のいいところはどこ?と聞かれると、僕なら「世界観」と答える。
独特の閉鎖的で美しい世界がきれいなアニメーションで描かれている。まるで絵本の中の世界を見ているかのようで、見ていてとてもワクワクさせられた。
作画の崩壊とかもなく、始めから最後まで美しい世界の中に没頭できた。
わかりやすく例えるなら宮崎駿が監督じゃないジブリ映画を、プロの声優さんで作った感じ。
ストーリー展開
演出に重きを置いているからかわからないけど若干間延びしている印象はあった。
どうしても原作ありきで話を作ることになるだろうから、きりのいい所までで仕上げないといけないのはわかるが、最後まで中途半端感が残るお話だった。
(それを言うと今のアニメはほとんどそうなるんだろうけど)
話の流れ的にはわかりやすい王道のストーリーなので何も考えずに見ることができる。
【日常→混乱→解決→希望】
音楽
・オープニングテーマ「その未来へ」
・エンディングテーマ「ハシタイロ」
オープニングからエンディング、挿入歌までどれも素晴らしい。
全てこの世界観にピッタリの音楽を合わせていて、物語をよりいいものしている。
個人的には舞台で流れていた「スナモドリ」を挿入歌で流してほしかった・・・
アニメのサントラCDには入っているみたいなので、それで聞いてねってことなのかな。
クジラの子らは砂上に歌うの2期、続編はいつか考察
アニメ『クジラの子らは砂上に歌う』の2期があるかどうかを考えてみます。
基本的にはアニメを作るのも商売ですから儲からなければ作れません。
一般的に利益率が高く、2期制作の指標として用いられるのが、アニメのDVD(円盤)の売り上げです。
クジラの子らは砂上に歌うはどれくらいかというと・・・
『216枚』
残念ながら2期の製作は絶望的だと考えられます。
うーん、現実は辛い。続きもアニメでみたいんだけどな・・・
クジラの子らは砂上に歌うの原作情報、続きはどこから?
原作漫画はボニータコミックスより発行され、2013年6月から2019年時点でも連載中です。
アニメは1巻~5巻までの物語と8巻の一部分をまとめています。
もし続きを見るなら6巻から読めばスムーズに話についていけます。
秋田書店 ボニータコミックス クジラの子らは砂上に歌う 既刊14巻
さいごに:アニメのクジラの子らは砂上に歌うの2期が見たい
『幻想的な絵本の世界で繰り広げられる物語』
女性向けのようだが男性が見ても楽しめるとてもいい作品であるのは間違いないです。