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【後付け可能】アクセルとブレーキ踏み間違い防止装置を付ける方法の比較まとめ

アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置まとめのアイキャッチ
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この記事では後付け可能なアクセルとブレーキの踏み間違い防止装置を付ける方法と、その違いを比較しました。

近年、アクセルとブレーキの踏み間違えによる高齢者の悲しい事故がよく取り上げられています。

「俺は元気!大丈夫!」

「私はまだまだ年寄りじゃないわ」

そのように言われるお年寄りの方は多いですが、車を運転する以上、いつ誰が事故の加害者になるかわかりません。

そして人間は誰しも年をとれば判断力、認知能力、運動能力が落ちていきます。

正月などに帰省した時、年に数回会う両親が「年をとったな」「何回も同じことを言ってるな」と感じることもあると思います。

交通事故の場合でもそうです。

内閣府のデータによると、75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故ではブレーキとアクセルの踏み間違いやハンドル操作のミスが全体の約3割を占めています。
参考:内閣府 特集「高齢者に係る交通事故防止」

これは75歳以下の交通死亡事故に占める割合の約2倍の数字となります。

自分の親だけは大丈夫と思わずに保険の意味で一度検討してみてもいいかもしれません。

踏み間違い防止装置付きの新車を買うのは難しいですが、後付けでしたら負担はまだ少ないです。

 

▼工事なしで一人で簡単に付けられるものがいいという方はこちらの記事も参考になります
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高齢者の多発する事故を受け東京都は急発進防止装置への補助を検討

運転席とハンドル

社会問題化している高齢ドライバーによるペダル踏み間違いによる事故を受け

小池百合子都知事は2019年6月11日の都議会にて「費用の9割程度を補助する」という考えを表明しました。

これを受けて東京都は「対象となる年齢や、どの装置にするか、開始の時期」などを詰めていくとのことです。

これからますますペダルの踏み間違いを防ぐ装置の需要が高まっていきそうです。


後付けのできるアクセルとブレーキペダル踏み間違い防止装置

山へ続いていく道路

・ペダルの見張り番

・ペダルの見張り番2

・ワンペダル

・STOPペダル

・S-DRIVE 誤発進防止システム 2

ペダルの見張り番

会社名株式会社データシステム
商品名ペダルの見張り番
HPhttps://www.autobacs.com/static_html/spg/pedal_mihariban/top.html
金額税込32,399円 工賃込
別にアクセルハーネスとブレーキハーネスが必要
各税込4,320円
取り付け場所全国のオートバックス

ブレーキとアクセルを踏み間違え、アクセルを強く踏みこんでしまった時に、電気制御をおこない誤発進を防止する。

・制御レベルは3段階の強度を調節可能。

・アクセルとブレーキを同時に踏んだ場合はブレーキが優先される。

値段も比較的リーズナブルで、取り付けも全国のオートバックスで手軽にできるのがいい所。

ペダルの見張り番2

会社名株式会社データシステム
商品名ペダルの見張り番2
HPhttps://www.datasystem.co.jp/products/awd-01/index.html
金額税込43,200円 工賃込(店舗にて要確認)
別にアクセルハーネスとブレーキハーネスが必要
各税込4,320円
取り付け場所全国のオートバックス

ペダルの見張り番の上位互換機。こちらもアクセルを強く踏み込んだ時に電気制御を行い急発進を防止する。アクセルとブレーキを同時に踏んだ場合はブレーキが優先される。

・制御レベルは5段階の強度を調節可能。

・雪道や急な坂道の発進のためにボタンを押すだけで一時的に機能を停止することができる。(一度のアクセルの踏み込みかボタンを再度押すことにより解除される。)

ペダルの見張り番よりは1万円ほど高くなるが、一時停止機能などがついている分、総合的に考えてこちらのほうが使い勝手がよさそう。

ワンペダル

会社名ナルセ機材有限会社
商品名ワンペダル
HPhttp://www.onepedal.co.jp/
金額税込183,600円~税込216,000円 工賃別途約1万円
取り付け場所熊本県もしくは全国各購入店、整備工場など

・ブレーキとアクセルの踏み間違いの事故を防ぐために、ペダルを1つにする。

・1つのペダルに足を置いたまま、右に傾ければ「アクセル」、踏みこめば「ブレーキ」となる。

・アクセルをかけたまま踏みこんでも、クラッチが外れ、ブレーキが作動する。

運転中は常にペダルに足が乗っている状態になり、踏めば止まるという安心感が強い。

後付けの出来る装置の中では、お値段は高めだが、1つのペダルで操作ができるという安心感が強い。消耗品以外の10年保証や、デモ機のレンタルも行っている。

STOPペダル

会社名ナンキ工業株式会社
商品名STOPペダル
HPhttps://www.nanki-stoppedal.com/
金額税込107,784円 工賃別
取り付け場所埼玉県工場もしくは全国各購入店整備工場など

・アクセルを強く踏みこむと、アクセルが解除されブレーキが作動する仕組み。

・事故の際はどこかにぶつかるまでアクセルを踏み込んだままのドライバーが多いので、その防止力が高い。

・通常のアクセルの可動範囲は確保されているので高速道路の合流などは問題はない。また警告音が出るので、道路上で急停止することはない。

アクセルを解除するだけでなく、同時にブレーキを作動させるというシステムにより、安全性が他のものより増している。値段が少し高くなるのがデメリット。

S-DRIVE 誤発進防止システム 2

会社名株式会社 サン自動車工業
商品名S-DRIVE 誤発進防止システム 2
HPhttp://www.sun-auto.co.jp/company
金額税込32,400円 工賃別途
取り付け場所全国のイエローハットで取り扱い

・アクセルのべた踏みや急な踏み込みを行っても、アクセルが作動しなくなる。

・ONとOFFの切り替えスイッチがあるので使用しない時やアクセルを踏み込む必要のある緊急時などはシステムを作動しないようにできる。

・運転者一人一人のアクセルペダルの踏み込みを学習する機能がついており、運転する人に合わせた踏み込みで作動する。

値段もリーズナブルでスイッチのOFF機能が付いているのが家族で車を使う人には便利。設置も全国のイエローハットでできるので利便性が高い。

後付けできるアクセルとブレーキの踏み間違い防止装置のまとめ

運転している車窓

ペダルの見張り番:アクセルを制御して効かなくする。

ペダルの見張り番2:ペダルの見張り番の上位互換。一時停止機能付き。

ワンペダル:アクセルペダル自体をなくしてしまう。

STOPペダル:アクセルを解除し、代わりにブレーキを作動させる。

S-DRIVE 誤発進防止システム 2:アクセルを制御し、使わない時にはOFFもできる。

これら急発進防止装置の5つの商品の特徴と違いをまとめました。

交通事故というものは、いつ何時起こるかわかりません。

高齢になるにつれ、今まで通りの運転が徐々に難しくなってきます。

踏み間違い防止機能がついた新車を買うことは難しいですが、後付けの装置なら比較的リーズナブルなものが色々あるので、この機会に一度検討されてもいいかもしれません。

▼工事なしで一人で簡単に付けられるものがいいという方はこちらの記事も参考になります。
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