この記事ではLOL(ロル)が難しい理由と、日本でなぜ流行らないか、プレイしていて感じた点をまとめました。
僕は日本サーバーのサービス開始から2年ほどプレイしていますが、これほど長い間、1つのゲームを飽きずにできるのはLOLが素晴らしいゲームであるからだといえます。
- 単純だからこそ奥の深い試合展開
- 活躍できている時の高揚感
- 頻繁なアップデートによる飽きのこない作り
素晴らしい点は多々あります。
しかしそんな素晴らしいゲームでもプレイしていると色々思うところはあります。
「LOLって難しいな」「人が減ったな」
と感じる人もいると思います。
そんな人たちに向けて考えをまとめてみました。
・LOLが難しくてやめたい人。
・LOLをプレイする人口が増えていないと感じる人。
・LOLと似たようなゲームを探している人
LOL(ロル)とは
ライアットゲームズ(米)が開発したPC用のMOBA型の基本プレイ無料のゲーム。
基本的なモードでは箱庭の中を5vs5のプレイヤー同士で戦い、相手の本拠地を先に落とすというルール。
世界でもっともプレイヤー数の多いPCゲームといわれており、プレイ人口は約9000万人。
日本でのプレイ人口は約14万人。実際はサブアカウントやBANされたアカウントも含まれているので、この数字よりは大きく下がると考えられる。
今はe-sportsの盛り上がりとともに、プロゲーマーも多数、輩出し注目されている。
なぜLOLは難しいのか
・チャンピオン(キャラクターが多いから)
・アップデートで環境が大きく変わるから
・ルールが複雑だから
チャンピオン(キャラクター)が多いから
チャンピオンの数は2019年4月時点で143体もいます。
これは一長一短でチャンピオンが多い分、面白くもあるんですが、ゲームをより複雑に難しくさせます。
それぞれのキャラクターには最低4つ以上のスキルがあるので、単純にそれらの能力、クールダウン、マナコスト、パッシブスキルなどを覚えるだけでも莫大な労力と時間を必要とします。
覚えていなくてもプレイできなくはないですが、相手がこちらのチャンピオンのことをよく知っていた場合は一方的にやられてしまうことが多いです。
アップデートで環境が大きく変わるから
LOLは比較的アップデートが多いゲームだと思います。
キャラクターのスキルの調整から、システム的なことまで結構いろいろ変わります。
半年も離れていれば、ほぼ始めから覚え直さなくてはいけません。
ルールが複雑だから
チームの5人それぞれに役割があり、与えられた仕事をこなさないといけません。
しかもその役割を暗黙の了解というか、知っていることが前提でゲームが展開します。
仮にまったくそれを無視するか、知らないような人が自分のチームに混ざると、もれなくその試合は負けます。
アイテムビルド(取得アイテムの選択)に関しても知っているか、知らないかの差が大きく、試合時間の長さも相まって、よりゲームを複雑にします。
日本で流行らない理由
・PCの普及率が低い
・1試合の時間が長い
・覚えることが多い
・マナーが悪い
・初心者狩りが許されている風潮
・チームプレイ、責任の所在が明らか
PCの普及率が低い
単純にゲームをプレイできる能力のあるパソコンを所有している割合が海外に比べて低いです。これが絶対的なプレイ人口が限られてる原因でもあります。
ただPUBGやフォートナイトの流行りっぷりを見ていると、これが大きな原因とは言うことはできません。
1試合の時間が長い
これが一番大きな原因であると考えます。
LOLは1試合が大体30分から40分ほどかかります。これは時間のない日本人にとっては致命的です。
PUBG、フォートナイト、荒野行動、apex、マリオカート、スマブラなど、どれも1試合の時間は短いものが多いです。
日本でソシャゲが爆発的に流行るように、日本人に流行りのゲームはカジュアルにゲームを楽しむ層を取り込むために、短時間で遊べるものが多いです。
覚えることが多い
単純に覚えることが多いです。チャンピオンの能力、マクロ、ミクロ戦術、数え出したらキリがありません。
しかも今まで覚えてきたことがアップデートでガラっと変えられたりします。
ですので常にアップデートの内容は頭にいれつつゲームをしないと、2、3ヶ月あいて久々にLOLをプレイすると浦島太郎状態になることもあります。
マナーが悪い
基本無料ゲームの定めなのか、低年齢層のプレイヤーも多くいます。
LOLは低スペックのパソコンでも遊べるのでPCゲームの中では敷居が低い方ですしね。
クソガキ達子供たちが皆が皆マナーが悪いわけではないですが、比較的チャットやPINでのマナーが悪い人が多く、結構な頻度で暴言や煽り行為が見られます。
低年齢層がプレイするゲームの中でも特にLOLは多いと感じます。
しかも対戦相手を煽るならまだしも、味方に暴言、煽りをするものが多いのが、このゲームの特徴です。
おそらく一試合の時間が長く、ミスに対して寛容になりずらいからだと考えられます。
『味方煽ってどうすの?目的は勝つことじゃないの?それともおまえが気持ちよく勝つことなの?じゃあ一人で部屋でマリオでもしてたら?』
と味方が煽られるのを見るたびにチャットしたくなりますが、そっとミュートします。
初心者狩りが許されている風潮
これは一番の謎です。
どんなゲームでも一定数は初心者狩りと呼ばれる、上級者や中級者がアカウントを作り直して、初心者の多い所にいき、無双するということがありますが、ほとんどの人はみんなコソコソと隠れてしています。
しかし、LOLは有名な配信者であっても、当然のごとく、サブアカウントでプレイし、自分の実力より低いレートを狩って楽しんでいることが多いです。
それはスマーフとよばれ、実力の違うレート帯に彼らのようなものが一人でも混ざると試合が壊れるため、まともに他の人は楽しめません。
試合時間が5分とかだとまだ我慢できますが、30分ほどの時間を棒に振るほど暇ではありません。
これが初心者がゲームから離れていく一因であると考えます。
チームプレイ、責任の所在が明らか。
5vs5という性質上、1人1人の責任がは非常に重大です。
そして誰がミスをしたのか、誰のせいで負けたのかが、ある程度わかります。それが日本人の性質的に合いにくいのだと思います。
日本人はいい意味でも、悪い意味でも「なあなあ」で済ますことを好む人が多いからです。
実際にLOLをプレイしていた感想
実際に今までプレイしていて、PCゲームの中では5本の指に入るくらい面白いゲームだと思います。
戦略性が高く、活躍している時の高揚感はなんとも言えないよさがあります。
ただ合わない人も、もちろんいると思います。
最近、僕もちょっと疲れてきてログインしなくなりました。いかんせん1試合が長すぎるんですよね。
なのでもっぱら他のゲームか配信しているのを観戦しています。
ゲームは楽しめてこそゲームです。自分が楽しめなくなったら少し別のゲームや他の趣味を探すのもいいかもしれません。